ヨガを始めようと思ったとき、
まず悩むのがヨガマット選び。
色、デザイン、価格、厚さ……
選択肢が多すぎて
「とりあえず」で決めてしまう方も
多いのではないでしょうか。
しかしヨガマットはポーズの安定性や安全性、そして
“ヨガが心地よく続くかどうか”
を大きく左右する道具です。
なんとなく選んでしまうと、
「滑る」「痛い」「やりにくい」と感じ、
ヨガ自体が苦手になってしまう方を
何人か見てきました。
今回は、初心者の方が意外と知らないヨガマット選びの落とし穴を、5つのチェックポイントとしてお伝えします。
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1. なんとなく選ぶと失敗する理由
「最初だから、手に入りやすく安価なもの」
を選びがちです。
私は最初はそれでいいと思います。
しかし、少しでもヨガに興味持ち、続けたいと思ったら、ご自身の
“使いやすい”
を基準に選び直す必要があります。
ヨガマットは、床と身体の間にある
クッションであり土台です。
合わないマットを使うと、
無意識のうちに身体を緊張させたり、
関節に余計な負担をかけたりしてしまいます。
体を動かすコツを掴むまでは
ポーズの難しさに苦労します。
その時マットのせいで
余計に苦手になることもあります。
逆に、自分に合ったマットのおかげで
助けてもらうことも多いのです。
特に初心者のうちは、
• ポーズに慣れていない
• 体の使い方がまだ曖昧
• バランスが不安定
だからこそ、
マットのサポート力が
とても重要なのです。
「ヨガがきつい」「怪我をしそう」
と感じる原因が、実はマットという例があります。
私の経験談ですが、
ダウンドッグのポーズに慣れていない頃、
どうしても手が滑ってしまい肩に力が入り
このポーズがとても嫌でした。
ダイエット目的でホットヨガをしていたので
ダウンドッグがクラス中に何度も何度も
繰り返し出てきました…。
手が前に滑って(指先の力不足でもあります)
その時、たまたまレンタルしたヨガマットは
とてもグリップがよく滑りませんでした。
「ポーズができないことを自分のせいにしていた」
私は、
あっけなくこのマットに救われたのでした。
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2. 厚さだけでなく「グリップ力」が大切なワケ
ヨガマット選びでよく注目されるのが
「厚さ」。確かに、
薄すぎると膝や背中が痛くなりますし、
厚すぎるとバランスが
取りづらくなることもあります。
ですが、もう一つ忘れてはいけないのが
グリップ力(滑りにくさ)です。
手や足が滑ると、
• 無意識に力が入る
• 呼吸が浅くなる
• ポーズを怖く感じる
といった影響が出ます。
特にダウンドッグや立位のポーズでは、
グリップ力が安心感に直結します。
「ポーズが安定しない」
「腕がすごく疲れる」という場合、
筋力不足ではなく、
マットが滑っているだけということも多いのです。
まだポーズのコツを掴むまでは、
マットに助けてもらうことも少なくないのです。
私は思い切ってマットを新調し、何度もそのマットに助けてもらいました。
13年経った今でも、
その時に買ったマットが相棒です。
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3. デザインより先に確認すべき素材の特徴
可愛いデザインのマットは
気分も上がりますよね。
もちろんそれも大切ですが
最初に見るべきは素材です。
代表的な素材には、
• PVC(耐久性が高く価格も手頃)
• TPE(軽くて環境配慮型)
• 天然ゴム(グリップ力が高い)
などがあります。
素材によって、
• 滑りにくさ
• 匂いの強さ
• 肌触り
• お手入れのしやすさ
が大きく変わります。
例えば、
PVCはサッと拭けばお手入れは簡単ですし、
処分が簡単。
しかし使い込みによってはボロボロと削れてしまうので交換スパンが天然ゴムに比べると早いです。
天然ゴムはグリップ力最強で、
私もマンドゥカのプロライトを使って13年
同じマットを使っています。
練習量によってはボロボロになるかもしれませんが、
激しい使い方をしても今の所目立つ損傷は一つもありません。
ただ、新品の開封したてのゴムの匂いが気になる人がいるかもしれない。
ラテックスアレルギーの方は使えません。
「長く使う道具だからこそ、
自分の身体が安心できる素材かどうか」
を基準に考えてみてください。
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4. 使い始めて後悔しないマットの見分け方
最後に、購入前にチェックしてほしいポイントです。
• 店頭で実際に触れるなら、手で押して滑りにくさを確認する
• 床に敷いたとき、端が丸まらないか
• 自宅用なら、重さや収納のしやすさ
そして何より大切なのは、
「このマットの上でヨガをする自分を想像して、安心できるかどうか」。
ヨガは自分の内側に意識を向ける時間
外側に気になる要因は少しでもない方がいいと思います。
ヨガマットは、上達を競う道具ではありませんし、
いいマットを使っているマウントの道具でもなく、
快適にヨガを楽しむため
自分自身にぴったりの相棒です。
ぜひ今回のチェックポイントを参考に、
「ヨガが気持ちいい」
と感じられる一枚を選んでみてくださいね。
