朝起きられない、冬 元気がない人に必須の栄養素は?

冬はビタミンDがたりない。

朝、なかなか布団から出られないと感じることはありませんか?

寒いせいもあると思いますが、実際、夏よりも睡眠時間を長く設けていませんか?

夏はシャキッと起きられるのに、同じ時間で起きるのが難しい理由が、ビタミン群の不足です。

肌寒くなってくる11月前後、なかなか朝起きられなくなってしまいました。

夏と同じくらいの睡眠時間でシャキッと起きられたらいいなと思い、夏と同じ体内環境を作ってみようとビタミンDのサプリを摂取し始めました。

すると、5~7時間のあいだで起きられるようになりました。5時間未満の睡眠は私にとっては睡眠不足です。

ビタミンD欠乏症により、身体に起こる影響と対策を調べてみました。

夏と同じ環境のためにビタミンD?はて?

という理由をご説明していきます。

夏は日照時間が長く、ビタミンDを体内で生成している

夏は日が長いですよね。

人間の身体は日光に当たることによりビタミンDを生成しています。

夏は7~12分ほど日光に当たれば充分ですが、冬は1時間前後の日光浴を必要とするのです。

寒い中屋外にいる時間が少なければ少ないほど、食べ物などでビタミンDを補うことをしなければ欠乏するのです。

ビタミンD不足が睡眠に影響する?

 

ビタミンDは身体の隅々まで必要とされます。筋肉、骨や歯の石灰化を防ぎ、強さを保つ働きもしています。

ビタミンDが不足すると骨や歯に必要なカルシウムとリンの吸収がされず、骨が弱くなってしまいます。

ビタミンDが幸せホルモンのセロトニン分泌を助け、睡眠の質を左右することも研究で分かっています。

 

ビタミンDが豊富な食材

 

ビタミンD が豊富な食材は、キノコ類、魚類です。

特にきくらげ、鮭の切り身は豊富に含まれております。

しいたけや舞茸、鮭やしらす干しは毎日の食事に取り入れやすいですね。

また、シイタケを使う場合は日光に当てるとビタミンDが増えるそうです。

干しシイタケの場合でももう一度日光に当てるとよりビタミンDが増えてたくさん取り入れられます。

魚類にはビタミンDと一緒にカルシウムを摂取することができます。

骨粗しょう症などが気になる方は、魚をこまめに食べるといいですね。

野菜の栄養価が落ちている。サプリ検討も

近年、土壌汚染などにより、野菜の栄養価が数十るというデータがあります。

野菜や果物の栄養、数十年前に比べて低下

野菜を食べてもビタミンやミネラルを十分に摂取できる時代ではないのですね。

サプリメントを活用することも視野に入れていきましょう。

ただし、サプリメントをとっていれば食事が適当でいいわけではありませんし、

サプリメントにも、添加物が配合されているというデメリットがあります。

この添加物を身体が代謝するために余計にミネラルやビタミンを使ってしまうことも理解しておかないといけません。

サプリを大量に飲めばOK!ではないのですね。

食材からの摂取で足りているのにサプリを飲んでしまうと過多になってしまいます。

過剰摂取による身体への影響も考えなくてはいけません。

 

私が飲んでいるサプリ

欠乏症は心配だけど、過剰摂取も心配。

じゃあどうすればいいの?

私も常に試行錯誤です。

サプリは始めてみて、様子を見ていくことが大切です。

飲み忘れても気にしないようにしています。

飲んだ日と飲まない日を時々比べて過ごしています。

私が意識して毎日とっているのは、

ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、塩化マグネシウム(にがり)です。

毎日意識をしているのはこの4つで、このうちのマグネシウムはサプリではなくにがりです。

にがりは水分補給用の水の中に数滴、ご飯を炊くときにお米に数滴、お味噌汁に数滴。

そんな感じで摂取しています。

鉄分は鉄のフライパンを使っています。

フッ素加工のフライパンはお手入れは楽なようで私には難しく…。

ガンガン強火で使ったり、急に冷やしたりがダメなので、雑に扱える鉄のほうが楽です。

空焚きしてもなにも怖くないので長く使えてとても重宝しています。

鉄分が欲しいと感じるときは、牛肉を食べたりサジージュースを飲むときもあります。

ビタミンCは身体の炎症を治癒してくれます。免疫を高めてくれるので、風邪薬いらずです。

日々トレーニングを行う中で、亜鉛も必要な栄養素です。

高熱を出した後、亜鉛が不足して味覚障害に陥ってしまい、それ以来毎日適量を摂取しています。

魚介が夕食に並ぶ日はお休みしたり、日々食べ物とのバランスを考えて摂取しています。

からだの声に耳を傾けてみる

 

からだの声を聴くのは耳なのか、どうなのか、わかりませんが、スマホやPCを閉じ目を閉じ身体の中に意識を向ける時間を設けてみてはいかがでしょうか?

余計な力が入っていることに気づいたり

脈拍が遅かったり早かったり

手足が常に冷たかったり

いろんな発見があるはずですが、自分に集中するということは、実は難しいです。

すぐ違うことを考えてしまったり、気になるタスクが浮かんでくるのです。

これは忙しい現代人は当たり前です。

ここで、ヨガの出番です!

ヨガは動く瞑想なので、身体を動かすことに集中していくと、頭の中の雑念やおしゃべりが少しずつ収まっていきます。

身体をさんざん動かした後の静かな時間(最後のポーズシャバアーサナ)は余計な頭のおしゃべりをなくし、潜在意識を刺激し、身体の素直な声を聴くことができます。

少しずつ、じっと目を閉じて静かにしている時間を心地よく感じられるようになると、ちょっとしたからだの変化に気づきやすくなります。

変化に気が付けるということは、身体の不調を病気になる前に回復に導くという大きなメリットがあります。

もし、そのまま気が付かなかったら…

ビタミンD、亜鉛、マグネシウムの欠乏症は、日本人のおよそ9割以上というデータがあります。

もし今悩んでいる身体の不調が、ビタミンとミネラルが足りないことで起こっていたとしたら、積極的に栄養について知ろうと思いませんか?

最近はレッスンの前に栄養についてお話をする機会を作っています。

日々の不調が少しでもなくなるように、お手伝いさせてくださいね。

 

 


アスリートの食事から学ぶこともたくさんある。

食事で作られるのは、未来の自分です。

今食べたもので、半年後の体が変わります。