こんにちは。
1日の中で気温差を感じますね。
さて、最近腰痛に悩む声が多いです。
しかし痛みの中レッスンに参加してくださった方はレッスン終了後、
「痛みがなくなった。重い腰を上げて参加してよかったです」
と嬉しいコメントをいただきました。
「きっと運動不足ね」
とおっしゃっていましたが、はたしてそれだけでしょうか?
本当に心配な場合もあります。
レッスンでは、身体を動かし血流を促すことと筋肉を鍛えて丈夫にしていくセルフケアをしてもらいご自身で整えていくことが目的になります。
慢性的な痛みの場合は早めの受診をお勧めいたします。
冷えからくる神経系の痛みへの対処
こちらの記事でも冷えと神経痛の関係をお話ししています。
しびれるような感覚や刺さるような痛みを感じるとき、幹部やその上下は特に冷えていることが多いです。
前回の記事でも説明した通り、身体を温めることはもちろんですが、冷えにくい体を作っていくことをゴールにして進めていきます。
レッスン終了後に痛みが消えるケースは、運動したことにより体温の上昇と筋ポンプ運動で滞っていた血液が流れたことが大きいと思います。
もし暑い季節でも、冬の暖かい部屋の中にいても、1年中痛みがするといった場合は、早めに受診することをお勧めします。
私も身に覚えがありますが、痛くなってからひどくなるまであっという間でした…
すこしでも違和感があれば客観的に身体をみてくれて、今、自分がどういう状態なのかを知ることでもセルフケアでできることが明確になります。
信頼できる医師や、鍼灸医、整体師などを見つけておくことも大事ですね。
ヨガとトレーニングのレッスンで行う対処法
レッスンの前にいつも体調をお伺いしていますが、日頃から腰痛のお悩みはあります。
私は、痛みを感じる方にはどんな痛みなのかを詳しく聞いています。
どんなふうに痛むのか、どんな動きが痛いのか、和らぐのかも細かく聞き、無理をしないようにシークエンスを組み立てております。
お悩みに沿ったセルフケアになっていきますが、筋肉の緊張をほぐすことと同じくらい、それ以上に大事なのは、弱った筋肉を鍛えていくことです。
決して無理な動きは行わず、でも筋肉を緩めたり鍛えたり、改善に必要な動きを行います。
冷えにくいからだにすることが目的の場合、筋肉量を増やさなければいけません。
筋肉量が増える≠見た目がムキムキになる
しなやかボディになりたいのに、筋トレばかりしてごつくなってしまわないだろうかと心配の方もいらっしゃいますが、大丈夫です。
筋肉量が増えたからといって見た目がごつくなるわけではありません。
見た目をごつくするためには自重のトレーニングだけではかなり難しいです。
ヨガとトレーニングのクラスではほとんどが自重トレーニングです。
たまにトレーニングのためのゴムバンドを使用していますが、見た目が変わる為の高重量の過負荷トレーニングよりは軽い負荷になります。
脱線しちゃったので文字小さめで;
興味のある方だけ読んでください。
見た目が変わることなく筋肉量が増えるのか?
見た目を変えることなく筋肉量を増やすことは可能です。
筋肉には遅筋と速筋という種類に分かれます。
◇遅筋とはインナーマッスルに多く持久力の高い筋肉です。
◇速筋とは思いものを持ったり素早い動きをしたり、瞬発的に力を発揮する筋肉です。
遅筋優位の体型はマラソンランナーが典型例で、無駄に思い筋肉はありませんが長時間ペースを乱すことなく走るという体力を持っています。
速筋優位な体型はボディビルダーが典型例です。外側の筋肉が大きく成長している、重いものを持ち上げることが得意、強くボールを蹴るサッカー選手の太い脚、バットを振ってダッシュで走る野球選手など、瞬発力を発揮するのに適しています。
見た目が変わらずにも、筋肉を増やすことが可能なのは、前者の筋肉であれば可能ですよね。
ヨガの講師たちも、華奢に見える方が多いですが、彼ら、彼女たちは日々の練習を長い時間行ったり、難しいポーズを維持し続けたり、意外と筋力を要し、筋肉量も見かけによらず多いのです。バレリーナもそうですよね。
そもそも筋肉は刺激を受けると合成と分解が同時に起こる為、分解された分栄養としてアミノ酸を摂取しなければ合成が分解を上回ることがありません。
いきなり筋肉ムキムキになることは、必要以上のアミノ酸を摂取したとしても難しいとおもいます。
ヨガとトレーニングのクラスでは、かなり非日常な動きが多いです。
慣れない動きに、パニックになることも(脳の刺激にもとても効果的です。)
小さな筋肉にもしっかりアプローチをしていきますので、不調部分にも血流が流れやすく冷えによる不調はかなり改善しやすいです。
しなやかな体作りの為の動きなので、動かし方が軽く感じたり、クラス後の体の動かし方にも変化を感じてもらえます。
筋肉をしなやかに使えると不調が起こりにくい
不調の原因が何かによりますが(慢性的で心配な方は受診を!)
例えば脚の筋肉の場合、太ももの前側が大きく張っているが、後ろ側の筋肉はとても弱く筋肉量も筋力も少ないという体型の方を多く見かけます。
その場合前後のバランスが崩れており、姿勢も前重心で反り腰、猫背、巻き肩、ストレートネックなど、お悩みを抱えています。
太もも前側の緊張をほどき、裏側を鍛えてあげることでバランスを保つことができます。
これと同様関節には逆側の筋肉が必ず存在しているので、左右や前後、上下のバランスを整えてあげることでアライメント、身体の内側のバランスを保つことができます。
筋肉の緊張による神経的な痛みにも、バランスを整えることで解決できることは多いのではないでしょうか。
ちなみに、私は夜は腹巻しています。忘れた日は起きた時からお腹が冷たく、背骨の動きがとても悪いです。
ストレスにならない程度の冷え対策をしつつ体を整えてバランスをとっていきたいですね。
価格:3,135円 |