こんにちは、急に寒くなりましたね。
いつも、クラスの初めに生徒さんの体調をお伺いしています。
「元気ですか?」「体調どうですか?」
と聞くと、「………うーん」「はい…」
なんて自信なさげなお返事が…
「今日は疲れています」「肩/腰/股関節/膝が痛いです」
と具体的にお話ししてくれる方もいます。
この季節の変わり目に多いからだのトラブルを少しまとめて、
お家でできるヨガとちょっとした軽減/改善できる方法をシェアしていきたいと思います。
油断大敵!寒いと感じていないからだの冷え
日中は暑いですが、明け方や夕方になると肌寒く感じてきましたね。
身体の冷えについてですが、寒さを感じると、無意識にじっと固まることが増えたりしませんか?
肌を出している部分が冷えて硬く感じてしまうことがあります。実際冷えると筋肉はかたくなるのですが。
つま先や足首など、末端は特に冷えを感じやすい部分ですよね。
昔けがをしたところ、痛めたことがある部分が痛くなったりしませんか?
結論から申し上げますと、身体を冷やさないように注意することはもちろんなのですが、気が付かないうちに冷えで体に不調が出ることは多いです。
冷やさない注意よりも、冷えにくいからだづくりにフォーカスしてお話していこうと思います。
そうです、冷えない身体になることとは、運動です。
ストレッチや筋トレをうまく生活の中に取り入れていくことをお勧めします。
坐骨神経痛?太もも裏の広範囲の痛み
・坐骨(お尻の下の骨)周辺から膝裏にかけて、最初は少し引っ掛かりが気になるような感覚だったのに、徐々に痛みが広がっていく感じがする。。。
・歩くたびに響くような痛みが走る
・座る姿勢もつらい
リアルでしょ?実体験なので笑
なるべく早い段階で対処することをお勧めします。
まず前提として、とにかく冷えを第一にとってほしいと思います。
最低1日1回湯舟に浸かる
もし、痛みが頻繁に起こっている場合、湯舟で体を温めてみてください。
坐骨神経痛の緩和として梨状筋や中殿筋のストレッチも行えるといいですね。
ストレッチすることで血流も良くなります。
ヨガのがっせきのポーズ
足の裏を合わせて膝を開いて座る。上半身をまっすぐのまま前屈します。
ゴムカアーサナ(牛面のポーズ)
深い胡坐(膝と膝を近づけるように組む)で前屈する。
肩こりがひどくなる。首が回らない
意外と首回りって冷えますね。
背中がぞくっとなると肩をすくめ、無意識にそのままの姿勢で過ごしてしまうことがあります。
あずきカイロなんかを肩に乗せるのもおすすめです。
巻き肩になってしまい、猫背を悪化させてしまうので肩甲骨を意識して頻繁に動かせるようにしてみてください。
ストレッチポールに乗ることもおすすめです。
張るタイプのカイロを肩甲骨のあいだ、みぞおちに貼ると、上半身の大きな動脈を温めてくれるので首筋も暖かくなると思います。
肩甲骨を動かす
両手を上にあげバンザイの状態から手首と手首を持ち、左右に揺らす。
両手を上げバンザイの状態から肘を曲げながら脇を締めておろしていく。
両手を前ならえの状態のまま肩甲骨だけ後ろに引く。腕は動かさずに肩を後ろに引く(意識は肩甲骨へ)
足がつる
特に夜、気温が下がるとふくらはぎや足の裏がつりそうになることがあります。大変な時は太ももの裏なんて
足首を触ってみて冷たく感じたら注意が必要です。
足がつる症状でお悩みの方は足首を温めてください。(長めの靴下等で冷やさないことも重要です)
夏場で湯舟に浸からずシャワーだけの方もおりますが、洗面器にお湯を少し入れ、小さな足湯をすることをお勧めします。
ふくらはぎの筋膜リリースもおすすめです。
正座の状態でにぎりこぶし、またはテニスボールを膝裏に挟み、からだの重みを乗せていく。正座の姿勢だと負荷が強いと感じる方は片方の膝を立て、その膝に挟むといいです。前かがみになって負荷を調整できます。
ダウンドッグのポーズでかかとを交互に動かし踏み踏みしていくと程よいストレッチになるのでお勧めです。
下半身の筋力トレーニングは冷え取りの最大の近道
なにもしていない状態でおしりを触ってみると冷えていませんか?
皮下脂肪も多い場所なので冷えて感じますが、これが全く寒さを感じていない時でも冷たい。
手のひらの暖かさが心地よく感じますか?
もしかしたら、骨盤の中の内臓も温まりたいと感じているかもしれません。
↑先日の脚トレの記事をぜひ参考にトレーニングして筋肉量を増やしてみてください。
私は一年中下半身が冷えておりました。
案の定、インボディの数値は下半身の筋肉が皆無…。
筋肉量が増えてから、お尻を触ってみると、かすかに冷たいのですが、脚は全く冷たさを感じず、暖かさを保てております。
これから寒さとの戦いになると思います。
ひえとり目的で筋トレをしていたら、来年の夏にむけてのダイエットいらずの美ボディになること間違いなしですね!