ヨガとストレッチの違いとは?

ヨガとストレッチって何が違うの?

 

ヨガとストレッチの違いについてを書いていきます。

かなりおおざっぱな説明ですが、ストレッチは、筋肉を伸ばす運動です。

普段の生活ではデスクワークや立ち仕事、スポーツなどで使われる筋肉が偏ってしまいます。

凝り固まった個所を伸ばしてあげることが必要になります。

しかし、激しい運動の前後に行うストレッチは多くの場合不十分なことが多いです。

ストレッチは大きく分けて

動的ストレッチ

リズム的に反動をつけて伸ばす、戻すを繰り返しながら行うストレッチです。

 

静的ストレッチ

ターゲットの部位を伸ばしたままその姿勢を保持します。呼吸は止めず、リラックスして行うことが望ましいです。

 

ヨガはからだを伸ばすだけじゃない?どんなことをするのか。

ヨガは実は動くだけではありません。

動くヨガのことをアーサナ(ポーズ)と呼びます。多くはハタヨガと呼ばれることもあります。(現代ヨガのいろいろな流派の元祖がハタヨガです。)

ヨーガスートラではいろんな段階がありますがここでは割愛させていただきます。

(ここでは、たくさん種類や流派や派生はこの際語らず、呼吸と体の動きを主にヨガと語っていきますね。)

ヨガは呼吸が大事。

特に吸って吐いて、の呼吸に合わせて動くことをヴィンヤサ、とか、フローと言います。

もちろんストレッチでも呼吸を止めることをよしとしません。

古代では、呼吸のヨガと動くヨガを一緒にすることでクンダリーニエネルギーを下位チャクラから上位チャクラに登らせていくことを目的としていました。

クンダリーニが上がることが王様が神と交わした条件だったのです。

なので、昨今のスポーツや健康や美容のためのエクササイズとは視点が少し違いました。

もちろん、ヨガでは体が柔らかくなる、ストレッチの効果はないのか??

ということではありません。

 

動きのヨガで、ストレッチの効果はあります。

ヨガはストレッチを包摂している。

ヨガすることでいろんな筋肉にアプローチすることができます。

筋肉の動きとして、大まかに収縮と弛緩があります。

収縮とは力を使うとき(ものを持ち上げたり動かしたり)

弛緩は緩むとき(ストレッチです)

ヨガの動きでは伸ばすだけではありません。

初めてヨガをしたとき、ストレッチのつもりでレッスンに参加したら、力を使うポーズが多いなと感じたことはありませんか?

戦士のポーズや太陽礼拝、舟のポーズなどで腹筋や足腰の筋肉がつらいと思った経験は、私だけじゃないはずです。

自分の弱点に感じるような、筋肉が自分の身体を支えるのに不十分な場所には筋肉痛が来るほど。

自分のからだが必要な筋肉を付けることができます。

緩めるポーズなら、例えばゴムカアーサナ牛面のポーズでは肩回りや肩甲骨をストレッチします。

肩こり気味な方や姿勢が気になる方には効果的なポーズとなります。

筋肉には拮抗筋というものがあります。

伸ばしている筋肉の裏側は縮んでいるという状態になります。

例えば、膝を曲げると、太ももの裏側の筋肉が縮み、太ももの前側の筋肉が伸びている状態になり、曲げた状態から伸ばそうとすると、太ももの前側が縮み、裏側が伸びていきます。

ストレッチでも、筋トレでもヨガでも、ただ体を動かすだけでこの法則で筋肉は使われます。

もし、伸ばしたい筋肉、ターゲットが決まっているなら、ヨガレッスンではなくストレッチをしてケアしたり、筋トレで鍛えたほうが、より想像していた効果を得られるのではないでしょうか。

ヨガのレッスンに参加して、意図していた部分以上に体を動かすことになります。

パーソナルのレッスンであれば、あらかじめやりたいことを伝えておくと有意義な時間になると思います。

ヨガはストレッチ効果もあり、それだけじゃない魅力がある。

ヨガはストレッチを包摂し、筋肉を鍛える効果、古代の考えではエネルギーを持ち上げる効果も見られます。

呼吸や背骨へのアプローチ、筋肉の動きだけではないヨガの魅力をお伝えしていけたらと思います。

是非ヨガとトレーニングのレッスンに遊びに来てくださいね。

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